世界シェアトップクラスの技術集団が目指す時価総額の飛躍
リガクは2024年10月に東証プライム市場へ上場した。
理学電機から続く長い歴史を持ち、X線回折(XRD)や蛍光X線分析(XRF)の分野で世界的に圧倒的なプレゼンスを誇っている。
投資家の間では、リガクが将来的にテンバガー(10倍株)となるポテンシャルを秘めているかどうかが大きな関心事となっている。
リガクの成長性を紐解くには、まずその独自の製品群とグローバルな市場支配力を理解する必要がある。
半導体・蓄電池市場の拡大がリガクの追い風に
リガクの製品は、半導体、二次電池、医薬品など、最先端の産業界で不可欠な役割を担っている。
特に半導体製造プロセスにおいては、微細化が進む中でリガクの非破壊検査技術の重要性が増している。
電気自動車(EV)の普及に伴う車載用電池の開発競争も、リガクにとっては強力な追い風だ。
材料の原子構造を解析できるリガクの装置は、次世代電池の開発に欠かせないインフラといえる。
安定した消耗品ビジネスと高い利益率
リガクの強みは、装置の販売だけでなく、その後の保守点検や消耗品の供給によるストック型ビジネスにある。
一度装置を導入した顧客は長期間にわたってリガクのサービスを利用するため、収益の安定性が非常に高い。
製造業でありながら高い営業利益率を維持している点は、投資家がリガクを高く評価する要因の一つとなっている。
グローバルでの売上比率が高く、円安局面で利益が押し上げられやすい構造も持っている。
テンバガー達成へのハードルと課題
リガクが株価10倍を目指す上で、現在の時価総額は決して小さくないという事実がある。
すでに数千億円規模の時価総額を持つリガクがテンバガーを達成するには、数兆円規模の企業へと進化しなければならない。
これには既存事業の成長に加え、M&Aを通じた劇的な事業領域の拡大や、AIを活用したデータ解析サービスなどの新規事業の成功が必要不可欠となる。
競合する海外企業とのシェア争いや、景気後退による設備投資の抑制リスクも無視できない。
キャピタル・グループなどの機関投資家の動向
リガクの株主構成を見ると、キャピタル・グループをはじめとする世界有数の機関投資家が名を連ねている。
プロの投資家がリガクの長期的な成長性を評価している証拠であり、底堅い買い支えが期待できる。
中長期的な視点で見れば、リガクが世界の科学技術の進歩を支える「黒衣」として、持続的な成長を遂げる可能性は極めて高い。
株価の短期的な乱高下に惑わされず、リガクの技術的優位性がどこまで広がるかを見極めることが重要だ。
リガクの将来性に関する口コミ
リガクは地味な精密機器メーカーに見えるが、実は半導体やバイオの裏側をすべて支えている。時価総額は大きいが、技術の独占性を考えれば10倍のポテンシャルはゼロではない。
上場直後は期待値が高すぎて売られた印象だが、業績自体は極めて堅実。リガクの装置なしでは次世代デバイスの開発は不可能と言っても過言ではない。
世界シェアが高いのが最大の武器。リガクは一度導入されるとリプレースが難しいので、先行者利益が凄まじい。長期保有で化けるのを待ちたい銘柄だ。
テンバガーを狙うには成長スピードが少し緩やかかもしれないが、配当や自社株買いなどの株主還元が充実してくれば、機関投資家の資金がさらに流入するだろう。
日本が誇るべき世界レベルの技術企業。リガクのような会社が正当に評価されれば、今の株価はまだ通過点に過ぎないと感じる。
