投資信託でテンバガーを目指すには、単に銘柄を選ぶだけでなく、資金をどのように配分し、どの程度の期間耐え抜くかという設計図が不可欠だ。
インデックス投資を土台にしつつ、サテライト枠で高いリターンを狙う戦略が、最も現実的だと言える。
集中投資と分散の黄金比率
資産の100%をテンバガー候補のファンドに投じるのは、極めてリスクが高い。
一般的には、資産の70%から80%を安定的な全世界株式等のインデックスファンドに置き、残りの20%から30%を「10倍狙い」のアクティブファンドに割り当てるのが理想的な配分だと言える。
この30%の枠が10倍になれば、資産全体の合計額はそれだけで元の3倍以上に膨れ上がる計算になる。
複利と時間軸のシミュレーション
年利15%という高いパフォーマンスを維持できるファンドを見つけることができれば、計算上は約17年で10倍に到達する。
もし年利20%を達成できる稀有なファンドであれば、約13年という期間でテンバガーが現実のものとなる。
重要なのは、途中で50%を超えるような一時的な暴落が起きても、運用方針にブレがなければ保有し続ける忍耐力だと言える。
利益確定とリバランスのタイミング
基準価額が5倍、7倍と上昇していく過程では、資産全体に占めるそのファンドの割合が肥大化していく。
テンバガーを達成する直前で全てを売却するのではなく、増えすぎた分を段階的に利益確定し、安定資産へ移していく「リバランス」が長期的な成功を支える。
目標とする10倍に到達した時点で、当初の投資元本分だけを手元に残し、残りをさらに長期運用に回すことで、さらなる上積みを狙うことも可能だと言える。
投資信託 テンバガーに関する口コミ
資産の2割だけを中小型株のアクティブファンドに入れています。メインのインデックス投資で守りつつ、サテライト枠でテンバガーを夢見るスタイルが、精神衛生上も一番バランスが良いと感じます。
20年前に一括で購入したIT関連ファンドが、数回の暴落を乗り越えてようやく10倍になりました。分配金を出さないタイプを選んだおかげで、再投資効率が最大化されたのが成功の要因だと言える。
テンバガーを狙うシミュレーションを自分でもしてみましたが、やはり15年以上の継続が前提になります。短期で狙うなら個別株、人生の後半で大きな実りを得たいなら投資信託が向いている。
私は特定の国に特化したファンドで10倍を狙っています。今はまだ芽が出ていませんが、その国の人口動態や経済成長率を見れば、20年後にテンバガーになっている可能性は十分にあると信じています。
過去のデータを見ると、一部の優秀なファンドは確実に10倍を超えています。問題は投資家側がその10年、20年という長い時間に耐えられず、途中で解約してしまうことにあるのだと言える。
